【第10回プロセカNEXT応募楽曲】ずっとそばにいるから

こんにちは。堀子町理機です。

第10回プロセカNEXT参戦しました！

ボカコレから約1か月。時間があまりない中での制作で投稿もギリギリでしたが、プロセカNEXTへ参戦できて良かったです。

歌詞

動く指先で紡ぐ世界　僕はそっと見つめている

君だけの色　君の音　形になるのを眺めている

目の前にあるのは　険しい道

終わり見えぬ先へと　歩いていく

この先に光があると信じて

歩いていく　一歩ずつ　進んでいく

無責任なことは言いたくない

応援は時に人を

気付付けてしまうから　

僕は隣にいるだけ

だけど君が「もっと」って言うなら

「頑張れ」と返したい

後悔だけしないように

確かなもの残せるように

僕はずっとそばにいるから

来る日も来る日も紡ぐ世界　僕は今日も見守るよ

止まりつつでも少しずつ　想いを込めて作っている

転んでぶつかって　また悩み

苦しみと共に　歩いている

深く沈んでいた暗闇の中

もがいている　泣きつつも　手を伸ばして

これ以上何を求めればいい

ずっと燃える君に

立ち向かう君の姿

この目で誰より見ている

そして君が「もうダメ」と言うなら一緒に立ち止まって

今日は休もう　そして明日

また歩いていけばいい

僕はずっとそばにいたいから

(間奏)

そして出来たんだ　この歌は

迷いもしたけれど　作り上げた

きっと誰かに届く　そう信じて

歌うんだ　どこまでも　響くように

それでもさ現実は非常だ

夢のように上手くいかない

そんなこと分かっているなら

だからこそ諦めないで

もう一回いや何回だって

リスタートすればいいの！

ただ前を向いていこう

また作ると決めたなら

そして君が次へと進むとき

「頑張れ」と背を押したい

駆け抜けていけるように

険しい道程だって

僕はずっとそばにいるから

MV内で使用したイラスト

今回はポイピクにまとめました。

MV制作の都合上、全て透過画像となっております。

poipiku.com

MV内の紙の素材はこちらから。

『夜佇む』の際もお世話になりました。

free-paper-texture.com

あとがき

今回は第10回プロセカNEXTの募集テーマである「応援ソング」に沿って制作しました。

このテーマを見たとき、応援ってかえって苦しくなることがあるよな、と思いました。

何も知らない人からの「頑張れ」という言葉は無責任だな、と。

そこでこの『ずっとそばにいるから』では、「今頑張っている人に無理させるようなことはさせない。でも君が頑張りたいなら背を押す」というメッセージを込めました。

概要欄には「ひたむきに向き合う人への応援ソング」と書きましたが、具体的には「ボカロPに対するボカロからの応援」をイメージしました。MVでは苦悩するマスター(私)やそれを見守るボカロ(鏡音)がいて、特にその色が強く出ています。

(ここから自分が足りが多めで結構長いです。興味のある方だけどうぞ。)

構想を練り始めたのがボカコレ直後だったので、その影響もあります。

ボカコレに限りませんが、たくさんのボカロPが投稿する中、注目を浴びて有名になる人は氷山の一角に過ぎません。私たちの知らないところで、たくさんのボカロPが活動していて、ボカロ曲を投稿しています(もちろんボカロPに限らない話ですが)。

でも、それぞれの曲にはそれぞれのボカロPの想いが詰まっていて、制作する上での苦悩もそれぞれにあると思います。2番では苦悩をクローズアップした場面となっています。創作活動は楽しいだけじゃない。涙が出るほど苦しいときもある。そんな気持ちを表現しました。けれども、そんなときは休むのも大切。そんな温かいメッセージも込めました。

そして、投稿までたどり着いても、自分の曲が思うように評価されないと悔しいと感じたり、落ち込んだりすることだってあります。ラスサビの部分は、そういう自分に対してのメッセージでもあります。

自分の曲は有名Pさんのようにすぐ伸びたり多くの評価をもらえるわけじゃないけど、何曲でも作っていこう、何度でも前を向こう。そう思って詞を作りました。

私は投稿を初めてもうすぐで1年になります(初投稿が去年の8/15)。その中で、自分の実力は嫌でも分かってきます。でも、まだまだ伸ばせる部分は多いとも思っているので、これからも進化し続ける私でありたいです。そして、かつての私のように誰かを救える曲を作りたい。これが私の抱負です。

途中で示した通り、自分語りの多い文章となりましたが、この曲は自分自身のボカロPとしての在り方を考えながら作った曲ですので、自分の考えやエピソードとは切っても切れないものです。