【MMD講座】#2 MMDを使ってみよう ①画像を作る

f:id:rikyu10:20191115212559p:plain

こんにちわ。堀子町理機です。

前回はMMDの紹介をしました。

前回の記事をまだ読んでない方はこちら↓

rikyu10-mmd.hatenablog.com

 今回は、実際にMMDを使ってみましょう!

 

ダウンロード~起動

MMDは

Vocaloid Promotion Video Project

からダウンロードできます。

 

ダウンロードしたら、フォルダを展開してください。

中身はこんな感じです。

f:id:rikyu10:20191113221958p:plain



readmeをしっかり読んだら、MMDを起動させましょう。

f:id:rikyu10:20191113222111p:plain

こんな感じの画面が出てきたらOK。

モデルを読み込もう

今回は、まず最初に、キャラクターのモデルを読み込みます。

使用するモデルは、MMDに最初から入っているあにまさ式初音ミクです。

左下の「モデル操作」の「読込」をクリックして、

MMDの中にある「UserFile」というフォルダの中にある「Model」というフォルダ

の中にあにまさ式初音ミクのモデルが入っています。

f:id:rikyu10:20191114182101p:plain

f:id:rikyu10:20191114182923p:plain

モデルが読み込めたらOKです。

 

モデルを動かそう

では、モデルを動かし、ポーズをとらせてみましょう。

ボーン(青い棒みたいなもの)を選択し(選択すると赤く表示される)、

ボーン操作」の「回転」をクリックすると、モデルを動かすことができます。

f:id:rikyu10:20191114183403p:plain

動かしたら「ボーン操作」の「登録」をクリックしてください。

「登録」を押さないでフレーム(動画を作るときに使う)を移動させると、

ボーンがもとの状態に戻ります(操作が無かったことになります)。

今回は静画を作るので、この操作を忘れても大丈夫ですが、

使い始めからボーンを動かす度に「登録」をクリックするクセをつけておきましょう。

 

注意 

f:id:rikyu10:20191114201959p:plain

ボーンを変な方向に曲げないようにしましょう。

 

では、ボーンを動かして、下のようなポーズをつけてみましょう。

f:id:rikyu10:20191114204728p:plain

 

 

モーションデータの読込

途中まで作った様子

f:id:rikyu10:20191114204851p:plain

腕を曲げるのは簡単です。

しかし、手をグーのかたちにするには、指を一本一本曲げる必要があります。

めんどくさい!

しかも、指の関節は3つ(親指は2つ)あり、これを全部操作する必要があります。

めんどくさい!難しそう!

 

安心してください。ポーズデータというものがあります。

グーの形のポーズデータを読み込めば、簡単に手をグーの形にできます。

MMDには、なんと、手をグーの形にできるポーズデータも入っています。

では、ポーズデータを読み込みましょう。

 

左上のファイルポーズデータ読込をクリックすると、こんな画面が出てきます。

f:id:rikyu10:20191114210535p:plain

カメラを動かさないと分かりませんが、手がグーの形になっています。

(カメラについては、#5くらいで説明します #4で説明しています。)

f:id:rikyu10:20191114210818p:plain

ちなみに、ポーズデータの保存は、↓のようにして行います

f:id:rikyu10:20191114221517p:plain

ポーズデータは最初にポーズデータが入っていた場所と同じ場所に保存すると、

次に使うときに便利です。MMDUserFilePose

これで、モデルにポーズを付けることができました!

 

表情を付ける

ポーズはOKですが、無表情です。

表情を付けましょう。

 

中央下の「表情操作」で表情をつけることができます。

f:id:rikyu10:20191115210805p:plain

 「目」「リップ」「まゆ」「その他」の横の数字が大きいほど表情も大きくなります。

(最大1.000)操作したら、数字の横の「登録」をクリックしてください。

 

保存する

せっかくモデルにポーズをつけたので、保存しておきましょう。

左上のファイル名前を付けて保存をクリックして、保存しましょう。

f:id:rikyu10:20191115175041p:plain

.pmmというMMD独自の拡張子で保存されます。

保存する場所、ファイル名はご自由に。

(私のPCにはブログ用の画像をまとめているフォルダが作ってあるので、そこに保存しました。)

画像として出力しよう

タイトルにも「画像を作る」とあるので、最後に画像として出力しましょう。

左上のファイル画像ファイルとして出力をクリックして、保存しましょう。

スクショ貼らなくても大丈夫ですよね……?

画像は以下の七種類のフォーマット(形式)で保存できます。

  • Bmpファイル(.bmp)
  • Pngファイル(.png)
  • Jpegファイル(.jpg)
  • Ddsファイル(.dds)
  • DIBファイル(.dib)
  • pfmファイル(.pfm)
  • HDRファイル(.hdr)

保存する場所、ファイル名はご自由に。

 

まとめ(復習)

MMDのダウンロード~起動

  1. Vocaloid Promotion Video ProjectからMMDをダウンロード

  2. フォルダを展開
  3. readmeをよく読む
  4. ダブルクリックで起動

ボーンの操作

  1. ボーンを選択
  2. 「回転」をクリック
  3. ボーンを回転させる

ポーズデータの読込

  1. ファイル→ポーズデータ読込 をクリック
  2. ポーズデータを選んで開く

保存

  1. ファイル→名前を付けて保存 をクリック
  2. 名前を付けて保存する

画像として出力

  1. ファイル→画像ファイルとして出力 をクリック
  2. フォーマット(形式。Bmpファイルなど)を選択
  3. 名前を付けて保存する

これなら、絵が描けなくても、色々なキャラクターの画像を作れます。

それでは、良きMMDライフを!