【MMD講座】#8 MMDモデルを作ろう ②画像編集ソフトでモデルの色をチェンジ!
こんにちは。堀子町理機です。
今回、久しぶりの投稿。最近漫画を描いています。
ブログもしっかり更新しないといけませんね(´・ω・`)
この記事は、前回までの記事を読んでいることを前提に書いていますが、
PMCAあればこの記事の内容を理解できるはずです。
PMCAをダウンロードしたい方はこちら。
色が足りない!?
前回は、PMCAを使ってモデルを作りましたね。
しかし、パーツの色には限りがあります。
「もっと他の色が使いたい!」という人もいるのではないでしょうか。
私も、PMCAでモデルを作っていると、「あの色が無い……!」ということがあります。
追加のパーツをダウンロードすることもできますが、それでも限度があります。
画像編集ソフトを使い、モデルの色を変えましょう!
テクスチャについて
今回は「テクスチャ」というものを扱います。
PMCAの「model」というフォルダーの中の「sample1」というフォルダーを開いてみてください。
この中には、モデル本体の「sample1.pmd」というモデルの他に、
「mt_eye_bl01.png」などの画像ファイルも入っています。
これが「テクスチャ」です。
MMD内に最初から入っているものはこれとは違った仕組みですが、
多くのモデルにはこの「テクスチャ」が入っています。
これがモデルの色を決めています。
つまり、この「テクスチャ」の色を変えれば、
モデルの色も変えることができるのです!
実際にやってみよう!
では、実際にやってみましょう。
こちらではPMCAのsample1の子を紫にします。
私は「MediBang Paint Pro(メディバンペイント)」を使っているので、
この解説の画像もメディバンペイントです。
「Pro」とありますがフリーのソフトですよ(≧▽≦)
メディバンペイント以外の画像編集ソフトでも構いません。
使い慣れているものの方がいいですよ。
まずは目からやっていきましょう。
画像ファイルを開き、色相をいじります。
メディバンペイントの場合:上部「フィルタ」→「色相」
これを上書き保存すれば、モデルの目が紫になるはずです。
画像ファイルはまだ閉じないでください。(理由は後述)
このような感じで他のテクスチャも加工します。
一部しか色を変えないところは、このように範囲を選択してください。
また、MMDはモデルの形に応じて影をつけてくれるのですが、
PMCAのテクスチャにも影がついています。
例えば、髪のテクスチャ。分かりにくいかもしれませんが、影がついていますね。
しかし、テクスチャに影が無くても、髪に影がつきます。
鮮やかな色にしたい場合は、思い切って影をなくしてみるのも一つの手です。
また、テクスチャに柄を描き加えれば、それがそのままモデルに反映されます。
ただし、元に戻しやすいように、
レイヤーを増やして、元のテクスチャを直接加工しないようにしましょう。
こうしないと、消しゴムが使えません。
ただし、上書き保存するとレイヤーが保存されません。
これで画像ファイルを閉じてしまうと、手直しが難しくなります。
これが前述の、加工後もファイルを閉じてはいけない理由です。
テクスチャを加工したら、画像ファイルは閉じずに、
MMDでモデルを確認しましょう。
上手くいきました。
「なんか違う……」と思ったら、テクスチャを加工し直しましょう。
ヒント:MMD上のモデルの色と、画像編集ソフトで見るテクスチャの色はずれていることがあります。
MMDのモデルの色が理想の色になるようにしましょう。
以上で完成です。
もちろん、この方法はPMCA以外のモデル(テクスチャが入っているモデル)でも
同じように使えます。
まとめ
- テクスチャ=この記事ではモデルの色を決める画像ファイルを指す。
- テクスチャを加工することによってモデルの色を変えることができる。
- 加工するときはレイヤーを増やすといい。
- ただし保存の時はレイヤーが保存されない。
- そのため、完成まで画像ファイルは閉じないこと。
テクスチャを加工してモデルの色を変えれば、
モデルが自分の理想に近づきます。
服装と髪の長さにこだわらなければ、ほとんどのキャラクターは作れそうですね。
色々試してみてください。
では、良きMMDライフを。