【MMD講座】 #7 MMDを使ってみよう ⑥ダンス動画を作ってみよう
こんにちは、堀子町理機です。
MMDの記事を書くのは久しぶりですね。
今回は、ダンスの動画を作ります!
この記事は前回までの記事をを読んでいることを前提として書いています。
まだ読んでない方は、先に読むことをお勧めします。
☆特に読んでおいてほしい記事
(MMD起動~モデル読込ができればOK)
動画作りを始める前に
今回は、色々な方から、色々なものを借りて動画を作ります。
ですので、利用規約、マナーはしっかり守りましょう!
こちらも参考にしてください→配布物について - VPVP wiki - アットウィキ
曲・キャラクター決めとダウンロード
まずは、曲・キャラクターなどを決めましょう。
どちらから決めてもOKです。この記事では曲から決めます。
曲(モーションのダウンロード)
今回は、MMDモーションが配布されている曲を選びましょう。
※MMDモーションとは、MMDでキャラクターを動かす(踊らせる)ためのデータです。
MMDモーションは、自作することも可能ですが、かなり大変な作業になります。
今回は、有志の方が配布しているものをお借りしましょう。
「MMD (曲名) モーション配布」
または、「MikuMikuDance (曲名) モーション配布」
で検索すると、出てくるはずです。
曲を決め、モーションを見つけたら、
モーションをダウンロードしましょう。
この記事で使用する曲はこちら↓↓
モーションはchigaya様よりお借りしました。
音源も用意しておきましょう。
著作権には気を付けて、各自自己責任で用意してください。
(ボカロ曲なら、piapro(ピアプロ)にあるかも)
キャラクター(モデルのダウンロード)
今回は、MMDモデルが配布されているor標準でついている
キャラクターを使いましょう。
MMDモデルは自作することも可能ですが、これを説明すると長くなるので、
今回は有志の方からお借りしましょう。
(モデルを作る方法については、次の記事辺りで書こうと思います)
または、「MikuMikuDance (キャラクター名) モデル配布」
で検索すると、出てくるはずです。
この記事では、鏡音レン君を使用します。
モデルはula様よりお借りしました。
同じキャラクターでも、モデルの種類はいくつかあることもあるので、
色々調べてみてください。
(初音ミクはたくさんあります→モデルデータ/VOCALOID/初音ミク - VPVP wiki - アットウィキ)
好きなキャラクターが見つからない場合は、
MMDに最初からついているモデルを使いましょう。(初音ミクなど)
「探すのが面倒くさい!」という方もこれでOKです。
モーション・モデルをダウンロードした後に
まず、ファイルが圧縮されている場合は展開(解凍)しましょう。
MMD内に「UserFile」というフォルダがあるので、
モーションは「UserFile」内の「Motion」というフォルダに、
モデルは「UserFile」内の「Model」というフォルダに保存すると良いでしょう。
(UserFile内には、MMDに最初から入っているモデルなども入っています。)
そして、最初にも書きましたが、
利用規約をしっかり読みましょう。
「Readme」や「読んでね」などが利用規約にあたります。
MMD起動→モデル読込
曲、モーション、モデルを用意できたら、
MMDを起動して、先ほどダウンロードしたモデルを読み込んでください。
やり方を忘れた方は、#2を読んで、確認してください。
モーションを読み込む
左上の「ファイル」→「モーションデータ読込」をクリックし、
先ほどダウンロードしたモーションを選びます。
「ポーズデータの読み込み方とほぼ同じだ!」と思った方もいると思います。
その通りです!
ポーズデータとモーションデータの違いは、
フレームが1枚のみか2枚以上か、くらいです。
保存の方法も同じです。
読み込めたらこんな感じになるはずです↓↓
下の「再生」をクリックすると、キャラクターが踊ってくれます。
レン君かわいい(*´ω`*)
曲を流そう
キャラクターが踊っている動画はできましたが、曲が流れず、寂しいですよね。
「脳内で俺の嫁の声が流れてます!」っていう人もいると思いますが。
曲を読み込みましょう。
音源は先ほど用意しましたよね?
しかし、多くのファイルはmp3だと思います。
MMDで読み込めるのは、「WAVファイル」のみです。
「mp3はあるけどwavって何だ!?」という方は、
ファイルを変換しましょう。
こちらのサイトがおすすめです↓
めんどくさいですが、MMDでが無音のまま出力して、
他の動画加工ソフトで曲を入れるというのもアリだと思います。
WAVの曲のファイルが用意出来たら、MMDで読み込みましょう。
左上の「ファイル」→「WAVファイル読込」をクリックし、
先ほど用意したWAVファイルを読み込みます。
下の「再生」をクリックすると、曲がちゃんと流れていますね!
もっと素敵な動画にするために
とりあえず、これでMMDのダンス動画は完成です!
「思ってたより簡単だった!」と思ってくだされば幸いです!
しかし、「なんかつまらない動画ができた……」と思っている方もいるでしょう。
動画を飾り付けていきましょう!
カメラ
カメラを動かし、視点を動かすと、ダンスが映えます。
カメラの動かし方については、#4を読んでください。
「カメラモーション」をお借りしてみるのもよいと思います。
読み込み方はモデルに読み込んだダンスモーションと同じです。
アクセサリなど
#5で色々紹介しています。読んでみてください。
まとめ
- 音源を用意するときは著作権に注意すること。
-
モデル探しはVPVP wiki が便利!
- モーション、モデルの利用規約(Readme)をよく読み、守ること。
- モーション読み込みは左上の「ファイル」→「モーションデータ読込」から
- 曲を流すには「ファイル」→「WAVファイル読込」から
- カメラやアクセサリなどをうまく使ってより良い動画に!
今回で「MMDを使ってみよう」シリーズはとりあえず完結です。
MMD講座はまだ続きますよ!
次回からは、「MMDモデルを作ろう」を書いていきます。
これからも堀子町理機によるMMD講座をよろしくお願いします!
では、良きMMDライフを。